アボカドは2本一緒に植えたら実をつけやすいけど、1本だけでも実をつけるってホント?!?!
こんにちは!
今回は前回に引き続きアボカドの花のことです。
前回のブログでは
「開花パターンのちがう品種のアボカドを一緒に植えたら実が付きやすくなる」
って話をしました。
今回はそれに引き続き、アボカドの花の話をしていきます!
タイトルがなんだかめんどくさいことになっていますが
ぜひぜひ読んでいただけたらと思います!
アボカドは2本一緒に植えたら実をつけやすくなる
……という話を前回しているので
????
ってなった方は読んでほしいです。
しつこいですね笑
周りに他の樹がない状況の中、単独で実をつけるアボカドの樹がある!
開花タイプのちがう樹が2本以上あると実をつけやすいということではあるのですが
実際に2本ないと絶対に実をつけないのかというとそういうことでもないようです。
このブログに登場した木の中にも単独で実をつけている樹は複数あります。
いったいどうなっているんだ?!?!?!
っていうことを今年の春に調査したので ←アボカドの花が咲く時期
報告させていただきます。
単独で実をつけるアボカドは雌雄の花の活動時間がかぶっている
調査、っていうぎょうぎょうしい言葉を使ったのですが
実際には数本の樹の花をいろんな時間帯にみてみた
っていう簡単なものです。
しかし、このような簡単な調査でも発見はありました。
調査をする前の仮説はふたつ
①花が低温などのために規則的に咲けていない、乱れて咲く的な…
②花は規則的に活動しているが雌雄の活動がかぶる時間帯がある
を考えていたのですが(もちろん先行文献などを見て…笑)
実際には②だったみたいです。
朝、昼、夕方と数本の樹を見たのですが朝と夕方は1種類の花しかなかったのに対し、
昼は雌ステージ、雄ステージそれぞれの花が見られました。
この樹はある場所で昼の12時ごろに撮った写真なのですが、
雌と雄、わかりますか??
ちなみに
雌ステージ
雄ステージ
です。
正解は……
赤が雌、青が雄でーーーす。
たしかに午前、午後とかって人間だったらはっきりわけられるけど
アボカドの花にしてみればそんなにきっちり分けられるものではないですよね…
単独で実をつける樹に関しては
実をつけるまでにどれも長い年数かかっているので(20年とか…)
1本だけでも大丈夫だよ!
って言いたかったわけではないのですが
必ずしも2本以上植えなくてもいい
っていうことの背景にはこうゆうことがあるんだな
って知ってもらえたらと思います。
まとめ
アボカドは雌雄異熟でちがう開花パターンの花を混植することで実をつけやすくなるといわれているが、1本のみで実をつける木もある。
1本のみで実をつける木の中には雄と雌の活動時間がかぶっているものがある。
1個前の記事と今回の記事は
できる限り分かりやすく!正確に!ということを
特にこころがけて書いたのですが
難しかったです。
あれ???って思われた方は
ほかの資料などを
見てみるのも面白いかもしれません……
↑
投げやりではないです笑 すみません!
最後までおつきあいいただきありがとうございました!!