ハワイアボカドフェスティバル!②
こんにちは!
前回の更新から一か月経ってしまったのですが…
今回はこちらの記事の続きを書いていきたいと思います。
ハワイにこんなにもたくさんのアボカドの品種がある理由。
引用:2009 Ken Love www.hawaiifruit.net
実は、上の画像の右下にもそのことに関して書いて入るのですが……字も小さくて見えにくいので分かりやすく説明していきたいと思います!
ハワイのアボカドの歴史
ハワイにアボカドが導入されたのは1794年なのですが、そのきっかけとなったのはカメハメハ大王の腹心の友であったDon Francisco de Paula Marinというスペイン人の園芸学者だったそうです。
出典:Wikipedia
また、ハワイには200年以上の年月の中で世界中の冒険家や商人、入植者、宣教師、クジラの密猟者、そして、プランテーションでの労働者などたくさんの移民が訪れた歴史があります。その中でさまざまなアボカドの種がメキシコや中南米、スペイン、ポルトガル、ブラジル、プエルトリコなど各地から持ちこまれました。植えてみてよかったものは接ぎ木して広めたり、庭先や農園に植えられたりしました。 ハワイにある200以上のアボカドは皮が薄いものや、なめらかなのもの、でぼこぼこするものなど形態的にも多種多様なものがあります。
樹の形なども様々です。
さらに、なんと、ハワイで育種されたアボカドの多くはコーヒー農園で働く日本人が作ったものが多く、オオハタやヤマガタ、そしてニシカワなどという名前が付けられています。
1933年にW.T. Popeはハワイ大学にて“ハワイには数百のアボカドの実生があるがそれらはどれ一つとして同じように結実しない。そのためハワイにてアボカドの市場を開拓するのは難しくなっている。 カリフォルニアでは消費者は均一の果実を求めていることが認識されているため、アボカドの生産者が品種の選抜を行っている ”と言っていたそうです。
実際に今のところスーパーなどで売られているアボカドもハワイで栽培されるものに関してはSharwilという一つの品種のみで、あとは、輸入されたハスという品種がほとんどらしいです。
こちらがSharwil(シャーウィル)です!
というわけでハワイのアボカド事情でした~~
まとめ
世界中から集められた種が多様な気候条件の中で育種された結果ハワイではたくさんのアボカドの品種が生まれた!
農業経営という視点から見た場合は分からないですが…
こんなにたくさんのアボカドがあるって、やっぱり、面白いですね!!!笑
出典:Hawai'i's Many Avocados | How Did They Get Here? | Big Island Now
出典:2009 Ken Love www.hawaiifruit.net