国産アボカド食べてみました
アボカドのブログを書いているのですが、実はこれまで国産のアボカドを食べたことがありませんでした。これじゃまずいと思い、国産アボカドを購入し食べてみたのでその事を書きます。今回は(特に)主観的な文章になっているので、「アボカドを食べた一個人の感想」みたいな感じで読んでいただけたらと思います。
輸入アボカドと国産アボカド、どう違うの?
まず、輸入されるアボカドですが、”ハス”という品種のアボカドが主にメキシコから輸入されています。スーパーに売っている、あれです。
皮が硬くて、長い距離を輸送するのに向いています。また、食べごろになると皮が黒くなることが特徴です。値段は1個100円から200円くらいだと思います。
たまにこのようなこともあるようですが
ビックリですね…
一方で、国内では次のようなアボカドが主に育てられているようです。(ハスも他の品種も育てられているのですが、主なものを、一部です)
ピンカートン
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フェルテ
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ベーコン
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これらは熟しても皮が黒くならないのが特徴で、ハスに比べて皮も薄いです。国内であれば輸送時間が短く、輸送も丁寧なのでこのような品種を生産、販売することができるみたいです。
国産アボカドを買って追熟させて食べました
ということで、国産アボカドを注文しました。国産アボカドの収穫期は冬で11月ごろからネットなどで販売しているようです。しかし、この国産アボカド、すごい人気ですぐに売り切れてしまいます。私も複数の栽培者の方から買いたいと思っていたのですが、ぼーっとしていてチャンスを幾度か逃しました。ほんとにあっという間です。こまめにネットをチェックしなきゃです。
なんとか運よく手に入れたアボカドがこちら
愛媛の田那部青果さんから購入しました。ピンカートン、フェルテ詰め合わせ1.2kgで3000円です。ピンカートンが1つ、フェルテが1つ、どっちかわからない小さい果実を1つゲットしました。
食べごろを色では判断できないため、毎日手で触って熟期を待つことにしました。すべて常温で保存し、早いものは届いて6日目で、遅いものは12日目で食べました。カッチカチの果実が少しやわらかくなるまでに時間はかかりましたが、少しやわらかくなってからは一気に食べごろを向かえるので注意が必要です。ちなみに、リンゴと一緒においておくと、りんごのエチレンではやく追熟します。また、冷蔵庫に入れると熟期を遅らせることができるのですが、その場合はタオルや新聞にくるんで野菜室に入れるのがいいらしいです(温度が下がりすぎないため)。
そして、いよいよ食味!
まずは、ピンカートン。果肉が黄色くてきれいです。
食べた感想を一言でいうと味が濃い、です。果実の上からやわらかくなってくるのですが、上の方がやわらかいかな?って、感じるくらいが食べごろだと思いました。うまい表現がなかなかできないのですが、つまようじで持ち上げられるくらいの硬さが好きです。つまようじでなくフォークでしか持ちあげられないくらいやわらかくなると、少し臭みが出てくるように感じました。生ハムと一緒につまようじに串刺しにして食べたりしたのですがおいしかったです。
そして、フェルテ。
味の感想を一言でいうとまったりなめらか、です。こっちは果実がかなり柔らかくなってもおいしく食べられると思います。はやく食べないと腐ってだめになってしまう!ってなってあわてて切っても案外ちょうどよかったり。つまようじでなくフォークでさせるレベルの硬さがベストかな。醤油で食べるのがおいしかったです。
1つ小さくて品種のわからないアボカドがあったのですが、食べてみるとわかるくらいに、ふたつの品種のアボカドの味は違いました。(ピンカートンでした)個人的にはフェルテが好きだったのですが、どちらもおいしくて満足です!
品種によっておいしい食べ方とか向いている料理とかは違うと思いました。角切りにしてサラダに入れるのに向いているアボカドもあれば、果肉を潰してワカモレにするのがおいしいアボカドもあるだろうし、スムージーに入れるのがいいアボカドもあるんじゃないかなぁ。いろいろ言ったものの料理はしてないのですが。アボカド料理ができる女子力高い女子になりたい…
まとめ
国産アボカドはネットで購入が可能だが、人気があるので11月前くらいから要チェック。追熟後も色がかわらないため手で触って食べごろを見極める必要がある。
アボカドがたくさん食べられてよかったです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
※冒頭にも書いているのですがこの記事はアボカドを食べた一個人のただの感想です。